有限会社ケーピーエム

〒039-1166 青森県八戸市根城一丁目34-9

0178-44-9810
31th aniversary

スタッフブログ

HOMEスタッフブログ ≫ 中泊町の宮越家 離れ/庭園 ~小川三知氏のステンドグラス~

その他

中泊町の宮越家 離れ/庭園 ~小川三知氏のステンドグラス~

2024.07.04
こんにちは('ω')ノ
先日、友人と青森県北津軽郡中泊市の「宮越家 離れ/庭園」を見学してきました。

「ガラス」製品が大好きな岩沢ですが、
今回は「日本人初のステンドグラス作家」小川三知(おがわさんち)氏の作品を間近で見る事が出来て感激してまいりました。

宮越家の離れ・詩夢庵(しむあん)と、庭園・静川園(せいせんえん)は、
大正9年に宮越家9代当主 宮越正治氏が、イハ(いわ)夫人の33歳の誕生祝いと厄除けを兼ねて建設した物です。

あまりのスケールの大きさにハートを撃ち抜かれます。


小川三知の最高傑作と評価される宮越家の3点のステンドグラスのうち、まずは1点目。
木蓮と紫陽花、ケヤキが美しい「涼み座敷の間」。
背景の庭木がステンドグラス越しに四季を彩ります。

 

大正時代から昭和の歪みやゆらぎのあるガラス。
私も大好きなテイストなので自宅でも楽しんでいますが、「
アンティーク・昭和レトロ調」であってガラス自体は現代の強度のもの。
当時の物がこんなに綺麗に保存されている様子はなかなか見ることが出来ません。

 

2点目は「円窓の間」と、円窓の裏側を見ることが出来る「廊下」(サムネイル画像)。

モチーフは「十三潟」の景観だそうで、掃き出し窓から入る光で、水面にさざ波が寄せるように見えるのだそうです。
 
そして驚きなのがこちらの写真まん中の「蹲踞」(つくばい)。
茶室に入る前に手を清めるために置かれるものですが、この蹲踞の位置が、円窓に光が反射するように計算されているというのです。

太陽の光と月の光とではさざ波の寄せ方も違ったのであろうと想像すると、幸せな気持ちになります。
 
3点目の「風呂場」

本当に残念だったのですが、こちらは老朽化のため立ち入ることが出来ず、全体的には外から格子越しにしか見る事が出来ませんでした。

しかしこの様子を見ていただけたら感じていただけるかと思うのですが…。
薄暗い廊下の奥で光を含んだステンドグラスが存在感を放っています。

中泊町文化観光交流協会宮越家のWEBサイトでは、写真で全体の様子を見ることが出来ますので、興味がありましたら是非ご覧になってください。


「窓」はどの時代も生活に密着した必需品で、現代では断熱などの性能も、デザイン性も高くなっています。

既存住宅の窓・ドアを省エネ効果の高い断熱窓・ドアに改修する費用に対して補助金がもらえる先進的窓リノベ2024の活用や、
窓ガラスの遮熱・断熱コートで省エネする節電ガラスコートなど、お悩みに合わせた対策も様々ございますので、お悩みがございましたらご相談くださいませ。




 

コメント

お名前
パスワード
コメント
認証コード

※画像の中の数字を半角で入力してください

バックナンバー

このページのトップへ戻る